2015年 03月 06日
軟部組織肉腫
相変わらずの放置ブログでございます。
今年はもうちょっと、頻度を上げたいです(^_^;)
年明けに、昨年の夏くらいからマークしていた
左前肢の腫瘍が限界になり出血。
ソッコー手術となりました。
あ、ラモーナですよ。念のためw
予想以上によくないモノでしたが、
これはもう仕方ないこと。
とりあえず、ギリギリきれいに取り切れたこと、
転移のないことを喜ぶことにします。
再発は怖いですが、それは今心配しても無意味。
その時になったら、次を考えればよい。
再発する前に、天寿をまっとうすればラッキー。
以下、ちょいとナマナマしい写真ばかりですので、
折り畳んでシェアを。
まずこれが、発見時の写真。
2014年8月15日診療。
細胞診はしたけど「脂肪腫ではない」
「肥満細胞腫ではない」ということのみ。
2cmを越したら切除、ということに。
『手根』の真下だったため、位置的に紛らわしく
手首を握ることはよくあっても気付かなかったと思われる。
発見時には、まさに同じくらいの大きさで並んでいる。
年明けの1月8日、出先の公園で
どこかに引っ掛けたかして出血。
ちなみにこの日、わたしはヘルニアで
整形外科に行った帰りだった。杖をついて動物病院へw
1月10日(土)切除手術 全麻ついでに歯石除去も。
無理言って日帰り入院。
夜、7時くらいにお迎え。
この夜と翌日はケージレスト。
以前、一泊させたら怒り心頭で目が吊り上がっていたので
無理言って日帰りにしたけど、ケージに入れると
『出せ!』と主張。帰宅と引き換えのケージレストで
傷が開いてしまうのを防ぐためと説得。
それでもずっと、鼻笛が鳴り続けていた(~_~;)
切除した腫瘍は、こんなもの↓ 中が割れてたのね。
なにせ「手首」で、ギリギリの縫合。
曲がる箇所なので、かなりキビシイ状況。
2.5センチに育った腫瘍の切除痕は
『ベンツのマーク』状に3方向から寄せて縫合。
(これは2日後の診療時の写真)
しかも、ただ寄せるだけでは足りないため、
引き寄せる皮膚の下にメスを入れて
「浮かせて寄せる」というやり方。(~_~;)
そして三カ所から寄せるために「真ん中」に
どうしても穴が開いてしまうだろうことに。
病理の結果は、以下の通り↓
同じ場所に再発した場合、治療困難とのこと。
その場合は、抗がん剤なりの治療が考えられるということ。
たぶん、もうそれは選ばないだろうけど。。。
今回はキビシイ状況ではあったけど、
きれいに取り切れたので、現時点ではヨシとしよう。
再発の心配は尽きないけど、それはそれが起こった時に
その時のベストを考えよう。
今回の教訓:
『病院1泊のストレス』と、
『自宅で2日のケージレスト』、どちらを選ぶ?
よかれと思って日帰りにしたのだけど。困ったもんだ。
今回も病院では、とてもイイコのラモーナ。
けど、その実、ストレスは溜めまくり。
家でピーピー我がまま言って叫んでる方がよいのか?
なかなかに難しい選択であった。
傷が乾くまで、パッドを当ててバンテージを巻き、
その上から(目を放すと即行食い千切るので)靴下着用。
もちろん、ヒトが席を外したり留守番や移動時にはエリカラ装着。
首が長いため、ただエリカラを着けただけだと
器用に食べてしまうため(何度かやられた)、
バスタオルで首の周りサポーターをして、
エリカラを底上げして着用。
こんな感じ
ケージレストが解かれると、次は『1部屋限定フリー』に。
その次に『1フロア自由』に。
その後、平面散歩20分に昇格。これが23日くらいかな?
完全にすべて取れたのは、27日だったか。
想定内ですが、けっこうかかりました。
何が一番不自由って、目を放すと器用に
エリカラの先からバンテージの端っこに食いつき
中からパッドを引き出して食ってしまう。。。
かれこれ3回程やっただろうか。(~_~;)
下から出て来るまでヒヤヒヤでございましたよ。
この上「腸閉塞」とかで開腹なんて勘弁してほしい。
お散歩に出られないことがストレスになるかと
思っていたのだけど、やはり動くと本犬も違和感があるようで
排泄時はとても難儀していました。痛みがなくなっても
抜糸してないと、糸がツレるからね。
加えてわたしが年末からのギックリ〜ヘルニアで
歩行困難だったので、ふたりで養生していました。
ラモーナはすぐに「慣れる」のが得意でもあるけど、
散歩も『行かない』ことにすぐ慣れたのには驚きました。
まぁ、催促して訴えられるよりは、なんぼもいいけど。
そんなこんなの、怒濤の1月でありました。
おかげで雑煮も作れませんでした。
正月三が日、救急外来に行っただけで(ワタシが)
ひたすら寝ていましたから!
*追記補足:
退院直後から翌日は、オシッコをするために腰を落として
座る動作をすると、前肢に負荷がかかって痛いため、
腰を落とすとすぐに立ち上がってしまい、その繰り返し。
最初、なぜ排泄しない(できない)のか分からず、
エリカラのせいではないか?との獣医の意見(電話で聞いた)で
エリカラを外したら、確かに1回は出来た。
けど、それ以降もなかなか排泄出来ないでいるため
「痛いから」だと気付くのに時間がかかってしまった。
今年はもうちょっと、頻度を上げたいです(^_^;)
年明けに、昨年の夏くらいからマークしていた
左前肢の腫瘍が限界になり出血。
ソッコー手術となりました。
あ、ラモーナですよ。念のためw
予想以上によくないモノでしたが、
これはもう仕方ないこと。
とりあえず、ギリギリきれいに取り切れたこと、
転移のないことを喜ぶことにします。
再発は怖いですが、それは今心配しても無意味。
その時になったら、次を考えればよい。
再発する前に、天寿をまっとうすればラッキー。
以下、ちょいとナマナマしい写真ばかりですので、
折り畳んでシェアを。
まずこれが、発見時の写真。
2014年8月15日診療。
細胞診はしたけど「脂肪腫ではない」
「肥満細胞腫ではない」ということのみ。
2cmを越したら切除、ということに。
『手根』の真下だったため、位置的に紛らわしく
手首を握ることはよくあっても気付かなかったと思われる。
発見時には、まさに同じくらいの大きさで並んでいる。
年明けの1月8日、出先の公園で
どこかに引っ掛けたかして出血。
ちなみにこの日、わたしはヘルニアで
整形外科に行った帰りだった。杖をついて動物病院へw
1月10日(土)切除手術 全麻ついでに歯石除去も。
無理言って日帰り入院。
夜、7時くらいにお迎え。
この夜と翌日はケージレスト。
以前、一泊させたら怒り心頭で目が吊り上がっていたので
無理言って日帰りにしたけど、ケージに入れると
『出せ!』と主張。帰宅と引き換えのケージレストで
傷が開いてしまうのを防ぐためと説得。
それでもずっと、鼻笛が鳴り続けていた(~_~;)
切除した腫瘍は、こんなもの↓ 中が割れてたのね。
なにせ「手首」で、ギリギリの縫合。
曲がる箇所なので、かなりキビシイ状況。
2.5センチに育った腫瘍の切除痕は
『ベンツのマーク』状に3方向から寄せて縫合。
(これは2日後の診療時の写真)
しかも、ただ寄せるだけでは足りないため、
引き寄せる皮膚の下にメスを入れて
「浮かせて寄せる」というやり方。(~_~;)
そして三カ所から寄せるために「真ん中」に
どうしても穴が開いてしまうだろうことに。
病理の結果は、以下の通り↓
同じ場所に再発した場合、治療困難とのこと。
その場合は、抗がん剤なりの治療が考えられるということ。
たぶん、もうそれは選ばないだろうけど。。。
今回はキビシイ状況ではあったけど、
きれいに取り切れたので、現時点ではヨシとしよう。
再発の心配は尽きないけど、それはそれが起こった時に
その時のベストを考えよう。
今回の教訓:
『病院1泊のストレス』と、
『自宅で2日のケージレスト』、どちらを選ぶ?
よかれと思って日帰りにしたのだけど。困ったもんだ。
今回も病院では、とてもイイコのラモーナ。
けど、その実、ストレスは溜めまくり。
家でピーピー我がまま言って叫んでる方がよいのか?
なかなかに難しい選択であった。
傷が乾くまで、パッドを当ててバンテージを巻き、
その上から(目を放すと即行食い千切るので)靴下着用。
もちろん、ヒトが席を外したり留守番や移動時にはエリカラ装着。
首が長いため、ただエリカラを着けただけだと
器用に食べてしまうため(何度かやられた)、
バスタオルで首の周りサポーターをして、
エリカラを底上げして着用。
こんな感じ
ケージレストが解かれると、次は『1部屋限定フリー』に。
その次に『1フロア自由』に。
その後、平面散歩20分に昇格。これが23日くらいかな?
完全にすべて取れたのは、27日だったか。
想定内ですが、けっこうかかりました。
何が一番不自由って、目を放すと器用に
エリカラの先からバンテージの端っこに食いつき
中からパッドを引き出して食ってしまう。。。
かれこれ3回程やっただろうか。(~_~;)
下から出て来るまでヒヤヒヤでございましたよ。
この上「腸閉塞」とかで開腹なんて勘弁してほしい。
お散歩に出られないことがストレスになるかと
思っていたのだけど、やはり動くと本犬も違和感があるようで
排泄時はとても難儀していました。痛みがなくなっても
抜糸してないと、糸がツレるからね。
加えてわたしが年末からのギックリ〜ヘルニアで
歩行困難だったので、ふたりで養生していました。
ラモーナはすぐに「慣れる」のが得意でもあるけど、
散歩も『行かない』ことにすぐ慣れたのには驚きました。
まぁ、催促して訴えられるよりは、なんぼもいいけど。
そんなこんなの、怒濤の1月でありました。
おかげで雑煮も作れませんでした。
正月三が日、救急外来に行っただけで(ワタシが)
ひたすら寝ていましたから!
*追記補足:
退院直後から翌日は、オシッコをするために腰を落として
座る動作をすると、前肢に負荷がかかって痛いため、
腰を落とすとすぐに立ち上がってしまい、その繰り返し。
最初、なぜ排泄しない(できない)のか分からず、
エリカラのせいではないか?との獣医の意見(電話で聞いた)で
エリカラを外したら、確かに1回は出来た。
けど、それ以降もなかなか排泄出来ないでいるため
「痛いから」だと気付くのに時間がかかってしまった。
by inukuro3
| 2015-03-06 16:09
| 病院/体調/介護